スマホ選びが変わるかもしれない。
政府が、携帯電話料金の値下げに向けたアクションプランを発表した。
携帯各社の競争が、激しさを増すとみられる。
時代とともに変わる“スマホの選び方”。
割高な料金プランや、複雑な乗り換え手続きには、どのような変化がもたらされるのか。
菅首相「携帯電話の値下げなど、できるものからすぐに着手し、結果を出して成果を実感いただきたい」
菅首相による所信表明から一夜明け、政府は、値下げ実現に向けた大方針を示した。
武田総務相「主要国と比較して、遜色のない料金サービスを早期に実現したい。総合的対策として、『アクションプラン』をまとめました」
政府が打ち出した「アクションプラン」。
わかりやすく、納得感のある料金・サービスなど3つの柱を掲げた。そもそも人々は、何を基準に携帯会社を選んでいるのか。
街では、「やっぱり安さと、あとポイントとか」、「基本的には、やっぱりお値段ですよね」などの声が聞かれた。
多く聞かれたのは、やはり“料金”。
今回のアクションプランには、データ接続料について、2020年度から、3年間で5割減を目指すことが盛り込まれた。
また、大手携帯会社に対しては、格安スマホ業者に貸している「回線使用料の引き下げ」も求めるとしている。
格安スマホの料金も、さらに引き下げる狙い。
では今、大手から格安スマホに乗り換えると、どれくらい安くなるのか。
木村拓也キャスターの9月の携帯電話の料金は、およそ1万2,000円ほど。
さまざまなオプションをつけている木村キャスターの場合でも、現在と同じギガ数の計算で、7,678円となり、およそ3分の1安くなるそう。
今後に向けては、現在、ソフトバンクが5,000円以下のプランを検討。
また、ドコモやKDDIも「必要な対応を検討する」とコメントしている。
しかし、携帯会社を乗り換えるうえでの課題は、月々の料金だけではない。
街では、「手続きに行くのもめんどくさい」、「電話番号変えるのに3,000円かかるって言われたので、1回(乗り越えを)やめた経緯もある」などの声が聞かれた。
こうした声をふまえ、政府は、料金プランや乗り換えのメリットをわかりやすく説明する専用サイトを開設する方針。
乗り換えをしやすくすることで、携帯会社の競争を促す構え。
また、乗り換え手数料の3,000円について、ソフトバンクは、大手3社で初めて、オンラインでも店頭でも無料にする方向で検討している。
アクションプランについて、「携帯の王子様 武蔵小杉駅前店」の小財仁統括店長は、「料金プランが下がることによって、結果、端末代金が上がったり、オプションサービスが有料化されたり、帳尻あわせで平らになってしまう可能性はある」と話す。
携帯料金の値下げを実感できる日は来るのか。
菅プランの成果が問われる。
#スマホ
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スマホ乗り換え「お手軽」に データ接続は「3年間で5割安」 政府が「アクションプラン」

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コメント
携帯電話端末代ゼロにして欲しい。